TESEについて 備忘録を 前編
皆さんはTESEと言う言葉を知っているでしょうか。
TESEとは男性のど真ん中にぶら下がる袋をスラッシュ!そしてその中に格納されているゴールデンボール(以下タマ)もスラッシュ!後にタマより男性の精子を採取するという恐怖の手術の事である。。。((((;゚Д゚)))))))
はい受けてきましたよ、、3日前
何でそんなことするかだって?決まってますがな僕の性剣エクスカリバーから出ないんですよ、マイ遺伝子の素が。
ノーおたまじゃくしですよ。
ってなわけで男性としてビッグイベントだったので備忘録をここに
TESEまで
簡単にいうと、やってもできないなんでだろ?→精液検査→精子いない→もう一回精液検査→やっぱり精子いない→あと一声精液検査→どうしてもいない遠心分離機でもいない→TESEをするかという流れでした(;´Д`A
TESEの前にクラインフェルターかどうか、染色体異常がないか、何かしらに感染症ないか等採血が何度かあった、、
(僕は血管が見えにくいらしく一発で済まないだろう採血が苦手)( ̄◇ ̄;)
TESE当日
9:00 嫁に病院まで運転してもらい、入院の予定だったので入院の説明を聞いてT字帯やストローなんかを売店で買って病室へ移動、入院着にコスチュームチェンジしたらネームバンドなるものをつけられ抗生剤?だか点滴をブスッ!また注射かよと思いながら手術までの時間をダラダラ寝たりスマートニュース見ながら過ごす。
15:00 ジャッジメントタイム。看護婦さんが迎えにくる。キュルキュルと点滴の台車が発するBGMの中歩いて手術室まで移動。
しばらくするとドラマでしか見たことない重厚な扉をくぐるがベッド、、がない?なんか手術スタッフ?の人が帽子をくれてネームバンドをピッ!さらに奥に進むと手術室8番なる部屋へ案内されたベッドキターーーー((((;゚Д゚)))))))
中央に据えられたベッドと照らすライトが目の前に、、、
スタッフA「ベッドにこっちを頭にして横になってください」
僕「はい」
布団のようなものをかけられる。いろんなシールだか機械をつけられる。
スタッフA「ズボンと下着脱がせますねー」
僕「はい」
この時、若い女性のスタッフもいる中僕は恥部を堂々さらけ出してるかと思うとあああーっ(//∇//)興奮、、する暇なんでありませんでした。
次は腰椎への麻酔でした。体をダンゴムシフォームにして背中を突き出し背骨の間にニードルインするんですが、これが我慢できない程じゃないんですが独特の痛み。液体か針かなにかを数分抜き差し繰り返すので波打つんですよ、まるでTDLのビッグサンダーマウンテンのように。そして麻酔を入れられる時の感覚。お尻から足にかけてじわじわあったかくなるんですよ。で、あったかいなーとかおもってたらもう腰から下がさも長時間座禅でもしてたかのように全く動かないというね。
これが麻酔かー何て思ってたら執刀医の先生登場
先生「今日は難しいと思いますが最大限頑張ります」
僕「お願いします」
スタッフB「手術中眠くなるようにしますか?」
僕「はいお願いします」目を閉じる。
3、(俺の遺伝子あるといいなー)
2、(なかったらどうしよう、、)
1、(なんか下半身につけられてるー)
、、、
目が覚めました、、え、いつ寝たよ?ってくらい寝るの瞬間を覚えてなかったです。スタッフBに聞くと45分くらい眠ってた、もう手術は終わるというね、精子は?と思った時先生が今見た限りなかったです。組織を持ち帰りよく調べると、、、、
もうなにも考えれなかったです。涙が出続けました。僕は病室へベッドごと搬送されました。
続く。